Nomad. 管理人の愛と叫びと更新記録
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本編 19話の感想です。
完全にネタバレしていますので、まだ見ていらっしゃらない方はご注意ください。
完全にネタバレしていますので、まだ見ていらっしゃらない方はご注意ください。
最初に叫ばせてください。
生 き ろ ! ! !
…夜中の三時、しかも次の日が普通に授業のある日に大学の寮で叫ぶ傍迷惑な人間に成り下がりましたよ、これのせいで!!!
(管理人は大学の寮に住んでます。みんなごめんね。)
まじでもーなんなのこのアニメ。泣かせたいの私を。
じゃあ、叫び終わったところで順を追って感想参ります。
アバン。
海岸で目覚めてアップになったスーの顔、作画気合入りすぎてませんか(笑
なんであんなかわいいのよ!いっそ犯罪だよ!!!(落ち着け管理人)
何がおこってるのかさっぱりわかってないスーとルー。目覚めたのは別々の海岸。
Aパート。
島の形を確認するスー。別の島だと確信して、水場の確保に移る。
ここで『ビバーク』って単語が出てくるあたり、どう考えてもサバイバル慣れしてる。
(ちなみにビバークは登山用語。辞書で調べると、(予定外の場所で行う)野宿・露営、らしい。大体の意味は知ってたけど、さらっと使う単語じゃない。)
どうしてこんなにサバイバル慣れしてるのか、っていう答えは出るのかな。特殊部隊ならともかく、普通の軍人はこの手のサバイバル訓練なんてほとんどしないんじゃないの、普通?
…ますます行ちゃん(from亡国のイージス)に似てきた!とか思った私は如月行のファン。(詳しくは18話の感想を参照。簡単に言えば、スーと如月行というキャラクターが似てるんです。)
で、水場に行ったらカレンちゃんが裸で水浴び中。騎士団のジャケットに驚きながら、ナイフ持ってる手を押さえてあっさり一本背負い決めるスー。
あんたね、そんなナイスバディーな女の子相手にして、せめて顔赤らめなさいよ!(笑
自分はシュタットフェルトじゃなくて紅月だ、って言い切るカレンちゃん。迷いはないのね。
カマかけて、カレンもゼロの正体を知らないと言うことを聞き出すスー。軍人っぽいー。
っていうかユフィ、あんたルーって気づいてたの!?
確かに八話のルーはいろいろ余計なこと言いすぎだと思ったけどね!(笑
仮面を取る、その一連の動作がすごく優雅。こういうところに育ちがちゃんとでてるなあ、と思う。
全体的に伏せ気味の目線が切ない。
そして、口元に当ててる布を取る瞬間の目を閉じたルーの顔が め ち ゃ く ち ゃ 美 人 さ ん 。
こんな男友達がいたら、何が何でも女装させますよ。男女逆転祭り、公式でやってくれないかなー…
涙を零しながら名前を呼ぶ異母妹に向き合ったときの顔が、なんだか少し幼く見えた。
今回、こういう細かいところでの作画がすごい気がする。
シ ュ ナ 様 が し ゃ べ っ た … !
ちょっとまって、ちょっとまって、なにそのちょーいい人声は?!
しかもフェミニスト!お会いしたかったって言われたり、立ち上がるのに手を貸してくれたり、そりゃセシルさんだってぽーっとなるよ!
今のところのロイドとの会話だと、個人的に友人とかそういう関係じゃなさそう。
実力を認めている科学者、って感じなのかなー。
そして、バトレー再登場。シュナ様に心酔してます。
「昨日の命令は、殿下が?」さっきまでと声変わってますよセシルさん。スーを大切に思ってるんだねほんと。
「私です、セシルさん。ハドロン砲もね。あの状況でも忘れてはいけないことは、優先順位です。そして、イレギュラーが起これば、彼が助かる可能性もあった。そこにかけたのです。ユフィの騎士であり、特派の重要なパイロットである、枢木スザクに」
シュナ様の行動規範を知るのに重要かと思って書き出してみたこの長台詞。
シュナ様考察に入るので、単なる感想はまた次の空白から。
このひと、いい人はいい人なんだけど、優先順位が低ければ何でも切り捨てられるタイプなんじゃない…?
セシルさんがスーのことを気にしてるってとっさに判断して、枢木スザクにかけた、っていう言い方をしているけど、イレギュラーというのは起こりにくいからイレギュラーなのであって。
ってことは、この行動は「かける」というより「放り出す」だよね。運がよければまたね、みたいな。
そして忘れちゃいけないのは、ここにスーだけではなくユフィもいたこと。ユフィのことも切り捨ててたんじゃないのかな。
…イレギュラーが起こるとわかっていたのでなければ、このひと、執着心が無いのかも、しれない。いや、もちろん優先順位が高いものに対する思いは強いんだと思う。だけど、優先順位で高位のものを手に入れるためだったら、それ以下のものは何でも捨てられるタイプ。例えば、一番のものを手に入れるために二番を捨ててしまえるような、そんな人。
合理的といえば聞こえはいいけど、機械みたいだよね。取捨選択に感情が入ってないの。一番から順に並んだリストがあるだけ。
…すごい個人的な感想をいえば、管理人は同属嫌悪を感じています。
服を乾かすユフィとマント貸してあげたルー。
いまここにいるのは、ゼロじゃなくてルー。本当に仲よかったんだね。
頭でっかちに罠を張るルーと、あっさり魚を捕まえるスー。すばらしき対比。
カレンちゃんが頑張ってつんけんしてるのがかわいいー。
果物を取りに行く、というユフィに、「気をつけるんだぞ」と声をかけるルー。
ああ、兄妹なんだなあ、というシーンでした。だってナナリーに対する気遣いみたいじゃない、これ。
このとき、ユフィが口元に手をあてて、ふふ、って笑うんですが、(ルルーシュ、変わってない)っていう感じでした。
なんか昔の仲の良さがうかがわれてすごい切ないー。
潜水艦で隠れてる黒の騎士団。
ゼロを探すべき、この組織はゼロで成り立っている、というディーさんと、
生存の望みが少ないのに組織全ての存亡はかけられない、という藤堂さん。
どちらも一理あるかなーという気はしますが。
藤堂さんの言うとおり、ディーの主張ってどっちかって言うとブリタニア人に根強い考え方なんだよね。和ではなく個人が世界を構築している、という。
「ゼロが在って、初めて組織があるのです」この台詞のゼロを皇帝に、組織を国に入れ替えるとわかりやすいかも。
対する藤堂さんは「人在ってこその組織だ」…要するに、組織(国)の前に人がくるんですよ。人が繋がって、和として、それが国となる。
ここからまたちょっと考察。感想は次の空白から。
ブリタニアを某米の国と考えると、これって両国のお国柄をきれーに現してますよね。
米の国は、現在の黒の騎士団のように人種・主義・主張ばらばらな人達が寄り集まって出来ている国。だから、ある程度力を持ったリーダーがまとめないとどうにもならないんですよ、ディーさんが言ってるように。
だから米の国では、自分の意見をしっかり主張できて、かつ他の人の言い分もまとめられるようなリーダーが求められるわけで。
ブリタニアの弱肉強食・結果主体の理論だって、米の国ではあたりまえのこと。
自分の意見を主張し、結果を得られないものに明日はないんです。
戦い続けて戦い続けて、今たっている場所を守っていかなきゃいけない。それが米の国。
その戦いに疲れてしまったら、諦めてしまったら、生きていけない国ですよ、ほんと。
対する日本は、昔から和と言うものをめちゃくちゃ大事にしてきた国。突出して意見を言うということが悪とさえされる。
だから、昔よく学級委員に選ばれてたのは、どちらかと言うと大人しい、人の話を聞くのがうまい人達でした。リーダーが自ら意見を言う、っていうシーンはなかったと思う。
だけど、この和の精神があるから、国とか組織の前に人を置けるんです。そうじゃないと、国や組織は一つのものとして動くことが出来なくなってしまう。個人の自由を許されても、結局は集団のために動くお国柄があるからこそ、日本の、あるいは藤堂さんの主張する人あってこその国、というコンセプトが成り立つんですよ。
どっちがいいとか悪いとかじゃなくて。私はただ、相容れないだけだと思う。努力するだけ無駄。お互いまったく違うってことだけ理解してればいいんじゃないかと。
玉城!玉城!!! 逃 げ て ぇ ! ! ! (笑
うわーしーちゃんをゼロの愛人呼ばわりしちゃったよ…しーちゃんの顔が超鬼畜だよ!!!
この状態からきちんとまとめられる扇は、立派だと思います。いい人をサブに選んだね、ルー。
相変わらず誰かと交信しているしーちゃんを最後に、A終了~。
Bパート。
結局罠が完成せず、落ち込むルー。 か わ い い … !
食べたのはユフィが取ってきた果物のみ。
と思ったらもう一組はいろいろ食い過ぎ、っていうかスーあんたサバイバル強すぎ!!!(笑
さらっと食べ過ぎてるカレンちゃんのずぶとさがいい。
そうやってぶっちゃけてる今のほうが本当の姿なのかと聞かれ、「そーよ、文句ある?」というんだけど、その言い方がすごい可愛い。で、そっちの方が魅力的だとか天然がほざいて(笑)それに顔を赤らめるのもかわいい。
カレンに騎士団を抜けるように説得を始めるスー。
「私はゼロの親衛隊隊長よ!」って言い切るカレンちゃんがオトコマエ。うん、こういう強い女の子は好きだ。
「刺し違えてでも、いつかあんたの白兜をしとめて見せるわ」ってカレンちゃんが言ってるときに、スーは何かに耐えるように目を閉じる。そこに未来はないよ、って。
二人とも未来を探してる。その向かう方法が違うだけで。
ああ彼ら、17歳なんだな、って思った。懐かしいな、17歳。
背筋が寒くなったのは、カレンが「最後の侍、枢木玄武の名が泣くね!」と言った瞬間の、スーの表情。
アニメーターの方ってすごいと思いました。なんてこんな表情が描けるの。
スーの目が、ガラス球みたいに見えるんです。視線はカレンにあるのに、見てるのはそのガラス球に移った自分の心の中。なんか、今まで外に向けられてた意識とか視線とかそういうもの全部、内側にひゅって引っ込んじゃったみたいな。そしてその引っ込んだもの全部、そのガラス球に邪魔されて外からは何も見えないの。
…すいません、感覚で書いてます。
もうこっから数分間、鳥肌立ちっぱなしですよ。
で、その内側に沈んでてガラス球に隠されてたものがようやく外から見えるのが、「父は自決したんじゃない。…僕が殺したんだ」と言ったときの、スーの目のアップ。よどみ、濁り、全ての感情、詰め込まれたものがどろり、と溢れる、その目。色はいつもと変わらない緑なのに、まるで奈落の底を見ているような気分になる、目。
あーもう、スザクって言うキャラを造ってくれてありがとう日の出さん。っていうかほんと、アニメーターさんとか声優さんって、すごい。
「戻れないのですか」
「そうだね…戻れたら、どんなにいいだろうね」
この一連の二人の表情もすごかった。福山さんの台詞回しもすごい良くて、不覚にも泣きそうだった。
ルーのほうがやっぱり現実を知ってるのかな。戻れたらいい、でも絶対に戻れない、って知ってるから。
それでも、もどれたらいいね、と口に出すところがルーの優しさなんじゃないかな。
「ゼロは僕の父と同じだ。世界は自分を中心に存在していると思っている。だから、多くの人の血が流されることを承知で」
承知で何をしたんですかって全力で問い詰めたいよ。なんで遮っちゃったのカレン!演出うますぎでしょ!
五月発売の小説を簡略化したっていうスニーカー文庫?のやつは読んだんだけど。
あー七年前の真実を早く教えてー!!!気になるーーー!!!!!
「じゃあ教えてよ。おにいちゃんが生きていた意味って、何?」
このシーンでもう一回、スーの目がガラス球みたいに見えるんですよ、私には。
目を見開いてるんだけど、見てるのは実は内側。なんじゃないかと。
「間違ってるとか正しいとか、誰が決められるっていうのよ」
カレン、よく言ったぁ!って叫んじゃいました。まったくそのとーりでございますだお代官様(段々テンションおかしくなってきた)
「俺は、ユフィ、俺自身が生きるためにも」
とりあえずルーは生きたいと思ってくれているようなので安心しましたよ。だってこの子、大事なものの幸せのためなら自分の幸せほっぽりだしそうでほんと怖いんだもん!とりあえず生きる気があるならよし!
「みっともなく足掻いて、生きる意味を捜し求める。醜いな、俺は。」
こんなとこまでルーとスーで対比つけなくていいから!
ここでまた考察。今回考察多いな。
ルーは、生きるためなら、欲しいものを手に入れるためなら汚濁を被る気でいるんですよ。
どんなに醜くても、それを背負って生きようっていう意志がある。
たいしてスザクは、それを醜いと感じてしまうんですね。足掻いている自分が、浅ましい、と。
でもさ。生きる意味を見つけようと足掻くのは、みっともなくないと思うんだけどな。
罪を犯してでも生きる意味はあるか。
難しいよね。
…っていうかほんと、どこまですれ違うのこの子達…
「考古学は苦手なんですが。特にちょぉーとか付きそうなのは」
っていうかロイドさんが白鳥さんでよかった。なにこのちょーの言い方。かわいすぎる。
皇帝はいろいろ画策してるらしいよ。ねーおっちゃんあんた何がしたいのよー…?
カレンからお人形の皇女呼ばわりされてぷっち切れたユフィ…ちょっと笑った。
で、ゼロが立った所を中心にギアスマーク発動。地盤沈下。
このとき、妙にスザクが驚いてるんですよ。このマークの意味を知るルーはともかく。
…ちょい待ち、スー、あんたもしかしてまだ秘密があるの!?!?!?!?!?!?!?
あーっさっさと教えてください。マジで。
「なにこれ」とか「枢木少佐っ!?」とか驚いてるロイドがかわいい。
スザクは呆然としたまま。
この後でわかる、かけられたギアスの内容から考えても、この行動は不自然だと思います。
だって、生きるためなら呆然とはしないで動くでしょ。
何か知ってるのかねこの子。うーわー気になる!
ルーはガウェイン奪取。
肩口に乗せられたまま、ハドロン砲発射されるカレンちゃんが哀れ(笑
で、第二級軍規違反でスー逮捕。
逮捕されすぎ!しかも両方ともルーのせい!!!(大爆笑
ルーがスーにかけていたギアスは、「生きろ」。
で、生きるために軍の命令に逆らったから逮捕。あっらまーって感じ。
先週、かけてないんじゃないか、といいましたが、かけてたんですね。
しかも、生きろ。冒頭で叫びましたが。
お前にだけは使うつもりは無かった。この言葉の、なんと重いことか。
自由に生きてほしかったんですね。例えそれが相容れない道でも。
紅蓮弐式の心配をするカレンちゃんが好き。そして、千葉朝比奈両氏も大好き!ありがとう紅蓮守ってくれて!
礼を言っておけ、と言われて「はい!」とすんごく嬉しそうに返すカレンがかわいい。
で。
最後の呆然としたスーがとんでもなく か わ い い … ! ! !
今回ここってところの作画がすごいよ!神だよ!
あーーーーやっと終わった。
今回は短めにする予定だったのに、考察が増えたからいつもより長いかも。ああ本末転倒。
来週は九州らしいですよ。
シュナ様、ちゃんとスーのことなんとかしてくださいね!
気になることリスト
・スーはギアスと関連があるのか
・シュナイゼルとか皇帝は何を目的としているのか
・生きろと言うギアス、これからどういう影響をスーに与えていくか
ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございます!
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